ネクラモノカキの住み処

根暗なやつがせめて物書きになるべくなんか書いてるところ。

Twitterであったことのあらましと、このブログについて

◇ご挨拶

 

 当ブログまでお越しいただき、誠にありがとうございます。

 さとやんと申します。

 

 当ブログは、現在Twitter上で起こっている一連の状況について、私なりに整理したいという目的から作成したものです。

さしあたって、この記事では

・実際に足を運ばれた一部の方、及び作者の冨安由真様、資生堂ギャラリー様への謝罪

・あくまで私の目線からの「くりかえしみるゆめ」を体感する際のアドバイス

・これからの当ブログについて

・最後に

という流れで進めさせていただきます。

もしも本日、資生堂ギャラリー様へ足を運ぶことを検討されている方は、あくまで私の目線からの「くりかえしみるゆめ」を体感する際のアドバイスからご覧いただくと、簡潔でよいかもしれません。

それでは少々長くなりますが、お付き合いいただけますと幸いです。

 

 

◇実際に足を運ばれた一部の方、及び作者の冨安由真様、資生堂ギャラリー様への謝罪

 私が以下のツイートを投降した近辺から、資生堂ギャラリー様へ多くのお客様がご来場いただいていることを、タイムライン等から知りました。

 その中で、「たくさんの人がいたため、作品の雰囲気が損なわれてしまっていた」「雨の中長時間並ばなければならなかった」「列の一部がお店の入り口をふさいでしまっていた」等の内容も拝見し、本来の作品の意図や趣旨、およびギャラリーの雰囲気が、ツイートの拡散が原因で味わえなくなっていたこともあった、ということで、今は「くりかえしみるゆめ」作者の冨安由真様、資生堂ギャラリースタッフの皆さま、ご来場された中で作品を十分に楽しめなかった皆様へ、申し訳ない気持ちでいっぱいです。この場を借りてお詫び申し上げます。

 言い訳になってしまいますが、わたし自身、ここまで一つのツイートが拡散され、その次の日から来場される方が増えるものとは思っておりませんでした。

 Twitterでは、普段は謎解きイベント好きの友達とのやり取りが主ですので、今回のツイートもその仲間内で細々と広がり、1人2人見に行ってくれたら嬉しいな、という軽い気持ちで投降したことを述べさせていただきます。

 しかしSNSというインターネット上のコミュニケーションの情報流動性や拡散力の大きさと、アート作品の性質上、拡散が発生することによって不利益を被る方もいるという教訓を得、投降内容の吟味等により気を払うべきであったと深く反省しております。

もちろん、現在でも私一個人として、たくさんの方を一つの場所に誘導するような影響力があるとは全く思っておりません。しかしながら私のツイートをリツイートしてくださった方が「これ行きたい」等ありがたいお言葉をお寄せいただいていることを何度か目にしましたので、少なくとも原因の一端はあるであろうと判断した次第でございます。

 

 

あくまで私の目線からの「くりかえしみるゆめ」を体感する際のアドバイス

 

 ここから、アート初心者の私の意見ではございますが、「くりかえしみるゆめ」を体験する方、これから体験したいと思っている方へ、おすすめの時間や方法などについて書かせていただきます。

 まず、本個展は「体感」と申しましても、所謂遊園地のホラーハウスのようなサバイバル感や、謎解きなどのクイズゲーム要素はございません。インスタレーションというジャンルのアート作品です。それも、空間構成や音声なども含まれたとても繊細な作品です。つまり基本的には少人数で静かに周る、というのが最も作品を楽しめる状況となります。

 そのため、6月23日のように、多くの方がご来場された場合は入場規制がかかる場合もございますし、作品を周った結果、「1人で見たかった」と思ってしまうこともあるかもしれません。

 というわけで、私からこれから資生堂ギャラリーに行こうと考えている皆様へ、お願いといいますか、こうしたらもっと楽しめるであろうというポイントをまとめさせていただきました。

 

・すでに「少人数で周りたい」と思われている方は、平日のお昼・もしくは午後に行かれることを強くお勧めいたします。平日も月曜以外は11時~19時まで開館されているようです。

・もしも平日行くのが難しい、休日にしか行けないという方は、ギャラリー内(降りる階段も含め)ではなるべくお静かにお願いいたします。ギャラリーの構造上、並ばれている間の声も空間内に響きますので、体感されている方のご迷惑になる可能性がございます。

・また、長蛇の列になる場合は、資生堂様および他近隣の店舗の皆様のご迷惑とならない並び方をお願いいたします。

・最新の状況については、冨安由真様のTwitter資生堂ギャラリー様のTwitter、もしくは「くりかえしみるゆめ」で検索を行うと見やすいかもしれません。

 

作者でもない若造がどの口で申しているのかと自分でも思いますが、よろしければ、頭の片隅に置いておいていただけますと幸いです。

資生堂ギャラリー様Webサイト ➔ http://www.shiseidogroup.jp/gallery/

開館時間

火~土 11:00~19:00
日曜・祝祭日 11:00~18:00

休館日

毎週月曜日
※月曜日が祝祭日にあたる場合も休館いたします。


〒104-0061
東京都中央区銀座8-8-3 
東京銀座資生堂ビル地下1階

03-3572-3901

 

◇これからの当ブログについて

 ここまで謝罪と個展に行かれる際のアドバイスについて書かせていただき、おおむねこのブログを開設した趣旨も達成されたところでございます。

 この投稿を最初で最後とし、「くりかえしみるゆめ」の期間終了時に閉鎖するということも考えたのですが、昨日に「行ったけど長蛇の列で諦めた」という方を何人かお見掛けし、自分にも何かできることはないかと思うようになりました。

 私は地方住まいですので、東京の個展をめぐる際には、歩いて行ける範囲の別の個展や、美味しいごはん屋さんなどを調べ、コースというほどではないにしろゆるっとした順路をつけております。(ようは欲張りです)

 もしも私がやっているような順路を紹介できれば、ひとつの個展に人が集中していた場合でも、「こっちは人がいっぱいだから、あっちに顔を出してみよう」「ちょっと喫茶店で休憩しておこう」など、諦めるという悲しい選択肢を取らなくてもよくなるのではないか、と考えました。

 今後は、このブログにて私が実際に歩いた順路や、行った日の混雑状況、アートの性質から見た鑑賞に向いている時間、個展からほど近い素敵なお店などを紹介していけたらなと思案しております。

※とりあえず、今日明日中に「くりかえしみるゆめ」を体感した日の順路について記事をあげる予定です。

 

 

◇最後に

 繰り返し申し上げますが、一体験者である私がここまでたくさんの方からツイートを見ていただき、また会場までおいでいただいているかもしれないということが、いまだに信じられずにいます。

 これまで、そしてこれからも対応として至らぬ点は多くあることかと存じますが、一所懸命精進をしてまいりますので、ご指導ご鞭撻のほどお願いいたします。 

 

2018年6月24日

さとやん